平成22年度 指導医・後期研修医等国内外研修助成事業・助成決定について

指導医等の資質向上による臨床研修体制の強化・充実を目的とし、指導医、後期研修医及び臨床研修医が行う国内外研修(基準:3か月)について助成する「指導医・後期研修医等国内外研修助成事業」について、平成22年度の助成対象者が決定し、平成22年8月19日、山口県医師会木下会長(兼 山口県医師臨床研修推進センター会長)から助成決定通知書が交付されました。

助成決定通知交付式の後、関係者との懇親の席上、木下会長から「山口県の医師数(人口10万人対医師数)は全国平均を上回っているが、45歳未満の若手医師が減少傾向にある。是非山口県に定着し、県民のための医療に役立つことを期待している。頑張って研修に臨んでほしい。」と励ましの言葉がありました。

助成決定者の鈴木医師は「地域医療のことを考え、社会と密接した医療を学んでいきたい」と、村上医師は「産婦人科医を希望しているので、公衆衛生についてしっかり学びたい。」とそれぞれ抱負を述べられました。

本事業による国内外での研修を契機に、本県の臨床研修及び地域医療への大いなる貢献が期待されます。

◆助成決定者

氏名 所属 研修先 研修期間
鈴木敏幸 関門医療センター
初期研修医
国立保健医療科学院
WHO本部(ジュネーブ)
フィンランド国立保健福祉研究所
フィリピン大学
10月1日~12月24日
(85日間)
村上直子 関門医療センター
初期研修医
国立保健医療科学院
WHO本部(ジュネーブ)
フィンランド国立保健福祉研究所
フィリピン大学
10月1日~12月24日
(85日間)
坂本誠史 県立総合医療センター
初期研修医
沖縄県立中部病院 9月26日~10月8日
(13日間)

◆助成決定通知交付式の様子(平成22年8月19日 山口県医師会長室)

 
木下会長(奥)による助成決定通知の交付、手前は鈴木医師   助成決定通知を受け取る村上医師
 
助成決定者2人(坂本医師:欠席)に対する木下会長(奥)の祝辞   助成決定者2人と関門医療センター林副院長、県医師会・県関係者との懇親(写真左から、村上医師・鈴木医師・山口県地域医療推進室三輪次長・関門医療センター林副院長)
   
 助成決定者と記念撮影    

≪問い合わせ先≫

山口県医師会内
山口県医師臨床研修推進センター(担当 西村、増田)
〒753-0814  山口県山口市吉敷東3-1-1 総合保健会館5階
TEL:083-922-2510   FAX:083-922-2527