山口県では，医師確保対策の一層の充実を図るため、平成24年7月10日(火曜日)に，「山口県地域医療支援センター」を山口県と山口大学医学部附属病院に設置し，同日，山口大学医学部において開設式が行われました。合わせて，山口県医師修学資金貸与者を対象としたセミナーがキックオフセミナーとして開催され，山口大学医学部に在籍する貸与者の皆さん，約70名が参加されました。

開設式では，山口県知事（代理：岡田実副知事）の挨拶に始まり，丸本卓哉山口大学長の挨拶に続き，山口大学医学部附属病院医療人育成センターに設置する「山口県地域医療支援センター」の看板が副知事より学長に手渡されました。

続いて，行われたキックオフセミナーでは，地域医療センターの専任医師である福田吉治教授（山口大学医学部地域医療推進学講座）による山口県の地域医療の現状についての説明や医学生の皆さんによる各学年毎の今年度の活動計画の報告が行われ，無事，センターの初日を終えることができました。

「山口県地域医療支援センター」は，医師のキャリア形成支援と一体的に医師が不足する公的医療機関等への医師の配置調整・あっせん等を行うとともに，求職・求人などの情報管理や相談対応等を行う，山口県の医師確保対策の総合窓口です。詳しくは，山口県地域医療支援センターの概要をご覧ください。医学生の皆さんや臨床研修医の皆さん，山口県内で働いてみたい医師の皆さん，お気軽にお問い合わせ，又はお立ち寄りください。