病院の概要
| 開設者 | 美祢市長 篠田 洋司 |
| 病院長 | 松永 登喜雄(出身大学 山口大学) |
| 所在地 | 〒759-2212 美祢市大嶺町東分11313番地1 |
| 電話番号 | 0837-52-1700 |
| FAX | 0837-52-1820 |
| URL | http://www.mine-city-hosp.jp/mineshiritsu/ |
| 病床数 | 115床(うち一般30床、地域包括ケア45床、療養40床)(令和7年7月1日現在) |
| 交通手段 | 美祢駅からバスで4分、徒歩10分 |

病院の特徴
当病院は、地域の中核病院として、プライマリー・ケアを重視した医療体制を整備するため病診連携を推進し、成人病医療や高齢者医療の需要増大に対応できるよう介護老人保健施設、保健・医療・福祉が一体となった体制づくりを進めている。また、地域で不十分な診療科目を補完し、かつ二次救急医療を担っている。
診療科目
| 内科 | ○ | 神経科 | 整形外科 | ○ | 小児外科 | 気管食道科 | 放射線科 | ||||
| 呼吸器科 | 神経内科 | 形成外科 | 産婦人科 | 皮膚科 | ○ | 麻酔科 | |||||
| 消化器科 | 心療内科 | 美容外科 | 産科 | 泌尿器科 | ○ | 歯科 | |||||
| 循環器科 | アレルギー科 | 脳神経外科 | ○ | 婦人科 | 性病科 | 矯正歯科 | |||||
| 小児科 | ○ | リウマチ科 | 呼吸器外科 | 眼科 | ○ | こう門科 | 小児歯科 | ||||
| 精神科 | ○ | 外科 | ○ | 心臓血管外科 | 耳鼻いんこう科 | ○ | リハビリテーション科 | 歯口腔外科 |
主な設備
MRI、CT、血管造影、内視鏡、エコー、マンモグラフィ、透析 他
1日平均入院患者数(令和6年度実績)
92.4名
1日平均外来患者数(令和6年度実績)
131.2名
施設認定の状況
救急告示病院、二次救急指定病院、保険医療機関、救急指定病院、労災保険指定医療機関、地方公務員災害補償指定医療機関、生活保護法指定医療機関、指定自立支援医療機関(更正・精神通院療法)、身体障害者福祉法指定医の配置されている医療機関、難病の患者に対する医療等に関する法律に基づく指定医療機関、原子爆弾被害者一般疾病医療取扱医療機関、結核指定医療機関、第一種協定指定医療機関(感染症法)、山口大学医学部附属病院連携医療機関、日本脳卒中学会一時脳卒中センター、日本外科学会外科専門医制度関連施設、日本病院総合診療医学会認定施設
研修データ
医師数(令和7年7月1日現在)
常勤10名、非常勤医師数4.5名(常勤換算数)
メッセージ(松永 登喜雄 病院長)
美祢市立病院は平成2年4月に開設され、平成10年7月には介護老人保健施設グリーンヒル美祢が併設されました。さらに平成14年5月には血液透析センターを開設しました。その後、平成20年3月には旧美祢郡との市町村合併があり、平成22年㋃より美祢市病院事業局が創設されました。当院はその中にあって併設介護老人保健施設とともに、事業局内で重要な役割を担っております。美祢市は山口県のほぼ中央部にある人口2.4万人足らずの山間部の小さな自治体です。近年は、過疎化と高齢化が急速に進み医療・介護需要はますます大きなものになっています。美祢市立病院では併設の介護老人保健施設グリーンヒル美祢とともに、急性期医療から慢性期医療・介護サービスまでを行っています。また、平成29年度より当院においては、医師による「訪問診療」を開始しております。しかし、地方の病院の共通課題である医師数の減少により、この地域の医療需要に十分対応できていないのが現状です。
今後、医師をはじめとする医療従事者の数の確保に努めるとともに、質を高めるため、専門医や認定看護師・薬剤師などの取得に対して積極的に援助を行ってまいります。
また、平成24年1月より、地域医療を学ぶため臨床研修医や山口大学の医学部学生の当院での研修・学習が開始されました。また、平成30年4月からは、新専門医制度が始まり、当院では山口大学及び山口県立総合医療センター等の「総合診療専門研修プログラム」の連携施設になりました。よりよい地域医療とは何か、地域医療を担う人材をどのように確保・育てていくのかは、大きなそして急がれる課題です。歴代院長の意志を受け継ぎ、すべての病院職員とともに自己研鑽し、少しでも地域医療に貢献できるように頑張っていく所存です。
(令和7年7月時点更新)

