病院の概要
開設者 | 国立大学法人山口大学長 谷澤 幸生 |
病院長 | 松永 和人 |
所在地 | 〒755-8505 宇部市南小串1-1-1 |
電話番号 | 0836-22-2111 |
FAX | 0836-22-2113 |
URL | http://www.hosp.yamaguchi-u.ac.jp/ |
病床数 | 754床(うち一般713床) |
交通手段 | JR宇部新川駅から徒歩10分 |

病院の特徴
当院は、病床数754床、30の診療科と24の診療部を擁し、あらゆる分野の疾患を総合的に診療できる県内唯一の特定機能病院です。
病院再開発整備事業の一環として、令和元年6月に新病棟が開院しました。屋上へリポートの整備、手術室や集中治療部、総合周産期母子医療センターを増床し、高度救急医療をさらに充実させました。令和2年3月からは新生児ドクターカーも運行を開始しました。
また平成30年度から開始された新たな専門医制度に対して、18基本領域において、各診療科を中心とした専門医研修プログラムの運営、外科系医師の確保育成のために献体を活用した臨床手技研修体制の整備、近隣の協力病院との連携によるプライマリ・ケア研修が可能なサテライト教育施設の設置など大幅な改革を行うことにより、初期臨床研修のより一層の充実及び新専門医研修プログラムへの円滑な移行体制を整えております。
病院再開発整備事業の一環として、令和元年6月に新病棟が開院しました。屋上へリポートの整備、手術室や集中治療部、総合周産期母子医療センターを増床し、高度救急医療をさらに充実させました。令和2年3月からは新生児ドクターカーも運行を開始しました。
また平成30年度から開始された新たな専門医制度に対して、18基本領域において、各診療科を中心とした専門医研修プログラムの運営、外科系医師の確保育成のために献体を活用した臨床手技研修体制の整備、近隣の協力病院との連携によるプライマリ・ケア研修が可能なサテライト教育施設の設置など大幅な改革を行うことにより、初期臨床研修のより一層の充実及び新専門医研修プログラムへの円滑な移行体制を整えております。
診療科目
内科 | ○ | 神経科 | 整形外科 | ○ | 小児外科 | ○ | 気管食道科 | 放射線科 | ○ | ||
呼吸器内科 | ○ | 脳神経内科 | ○ | 形成外科 | ○ | 産婦人科 | ○ | 皮膚科 | ○ | 麻酔科 | ○ |
消化器内科 | ○ | 心療内科 | ○ | 美容外科 | 産科 | 泌尿器科 | ○ | 歯科 | |||
循環器内科 | ○ | アレルギー科 | ○ | 脳神経外科 | ○ | 婦人科 | 性病科 | 矯正歯科 | |||
小児科 | ○ | リウマチ科 | ○ | 呼吸器外科 | ○ | 眼科 | ○ | こう門科 | 小児歯科 | ||
精神科 | ○ | 外科 | ○ | 心臓血管外科 | ○ | 耳鼻いんこう科 | ○ | リハビリテーション科 | ○ | 歯科口腔外科 | ○ |
消化器外科 | ○ | 臨床検査科 | ○ | 病理診断科 | ○ | 救急科 | ○ | ― | ― |
主な設備
手術室 16室、先進救急医療センター 20床、集中治療部(ICU)16床、脳卒中ケアユニット(SCU)6床、母体・胎児集中治療室(MFICU)6床、新生児治集中治療室(NICU)12床、新生児回復期治療室(GCU)12床、手術支援磁気共鳴画像診断システム、手術支援バイプレーン血管造影システム、手術支援血管造影システム、ロボット手術支援システム2台、Web-based System手術映像システム、全身用X線CT診断システム、血管造影X線診断装置、救急対応一般X線撮影装置
1日平均入院患者数(令和5年度実績)
623.6名
1日平均外来患者数(令和5年度実績)
1,335.2名
施設認定の状況
臨床修練指定病院、特定機能病院、日本医療機能評価機構認定病院、難病診療連携拠点病院、高度救命救急センター、都道府県がん診療連携拠点病院、エイズ治療中核拠点病院、肝疾患診療連携拠点病院、山口県DMAT(災害派遣医療チーム)指定病院、総合周産期母子医療センター、災害拠点病院、都道府県アレルギー疾患医療拠点病院、原子力災害拠点病院
研修データ
医師数/指導医数(令和6年4月1日現在)
常勤396名 / 186名
研修医数(令和6年4月1日現在)
1年次7名 / 2年次9名
専門医(認定医)制度研修施設
日本内科学会、日本小児科学会、日本麻酔科学会、日本眼科学会、日本外科学会、日本皮膚科学会、日本救急医学会、日本整形外科学会、日本産科婦人科学会、日本耳鼻咽喉科学会、日本泌尿器科学会、日本口腔外科学会、日本脳神経外科学会、日本医学放射線学会、日本精神神経学会、日本病理学会、日本リハビリテーション医学会、日本臨床検査医学会など
メッセージ(松永 和人 病院長)

本院には国立大学病院で最初に設立された「高度救命救急センター」があり、自治体と連携したドクターカー運用や、山口県ドクターヘリ、新生児ドクターカーの基地病院として、山口県全域の救急医療体制を担っており、山口県の救命救急医療の”最後の砦”としての役割を果たしています。
現在、国立大学病院としては初となる2回目の病院再開発整備事業を2015年から進めています。この再整備の主要事業である新病棟は、2019年6月24日に開院し、順調に稼働しています。新病棟の整備により、屋上ヘリポートを活用した救命救急医療や周産期救急医療(総合周産期母子医療センター)などの高度急性期医療がさらに充実しました。高度救命救急センターには、CT や血管造影撮影装置を完備、手術室は12室から16室に増室し、MRIや血管造影撮影装置などの最新機能を備えた手術室も整備しました。手術室の増室、高度な手術の実施により、集中治療室も12床から16床に増床し、県内全域からより多くの緊急度・重症度が高い患者を受け入れることが可能となりました。今後も既存病棟や外来棟の改修・整備を2025年度まで計画しており、高度医療の提供や地域医療の更なる充実に貢献できると考えています。
安全で質の高い医療を提供するため、医療の質を評価し改善を推進する部署としてQIセンターを設置しています。重点的に改善に取り組む臨床指標を定め、定期的なモニタリングやヒアリングを行い、継続的な改善に取り組んでいます。
国立大学の使命である教育・研ついても、医療人育成センターでの医療人のキャリア形成支援、臨床研究センターでの倫理審査をはじめとした研究のトータルサポート、基礎研究を臨床応用するトランスレーショナルリサーチの推進を行っています。
また、2018年には、新しい研究拠点として、山口大学AIシステム医学・医療研究教育センター(AISMEC)を国立大学では初めて立ち上げ、人工知能AIを用いた研究を推進しています。今では、AISMECと多くの診療科との共同研究が進み、実際に電子カルテ上でAIを用いた診療支援が使われるようになりました。
地域の皆さまからのご期待に応えるべく、患者中心の透明性の高い医療を提供し、変化する社会の要望に貢献できる医療人の育成、新しい診断および治療法の研究開発に邁進してまいります。
今後とも、皆さまの暖かいご支援をお願い申し上げます。
(令和6年7月時点更新)